まずは、明けましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。今年も一年よろしくお願いいたします。
さて、2022年に同人活動を再開しましてから2年が経過し、その間に10数種の同人誌を発刊しました。
昨年は同人イベントに3回参加しました。5月のコミティア、11月のコミティア(150回記念)、そして12月の冬コミ(C105)。
しかしながら、いずれのイベントも、私の思うように頒布ができず、とても不本意な内容となってしまいました。
そこで、私の今後の同人活動について、色々と考えました上で、前置きが長くなってしまうのでまずは結論を言いますが、現状、私の画力以外の点においてイベントで頒布できるような水準に無いと判断し、 しばらくの間イベント参加を見合わせることにしました。
ここ最近の頒布状況の不調について考えました。
※長いので折りたたみます。外的要因やSNSで伸びない、原因は分かっているが面倒くさがりなので対策を実行するのに重い腰をあげられないみたいなことが書いてあります。
これまでは、午後になればふらっと立ち寄ってくれる人、いわゆる一見さんもいて(だいたい1時間に3人くらい)、打率は低いながらも買ってくださる方もいたのですが、
特に11月のコミティア150、12月のC105においてはその一見さんがほとんどいなかったため、頒布数を半分~4分の1以下にまで落としてしまいました。 また、私の同人誌は漫画のほか、制服本もありますが、制服本は漫画の3~5倍も売れます。制服本の新刊が出ると、同時に漫画のほうも買ってくれる人が5人に1人くらいいるので、
少なからず貢献してくれていました(これまで制服本を買う人は漫画には興味がないのかという考えを持っていましたが、改めます)。 さらに、まわりのサークルを見てみると、知り合いとか身内が来ているところが多く、その人たちに頒布するというところがあります。
私には同人イベントに参加している身内がいません。ネタとか自虐とかではなく本当にいません。 そして、一番大きいと考えているのは、やはりSNS(X)で伸びなくなったこと。 以上の通り、原因についてははっきりしています。半分以上は私の努力不足、怠慢が招いているというのは明らかなのです。対策についても考えられることはそう難しいことではありません。 しかし、その腰は大変重く、あげることができないのです。 私は極度の面倒くさがりで、尚且つ人付き合いが激しく苦手です。それで16年も同人活動が続けられたのは奇跡としか言いようがありませんが、対策についてはできるならとっくにやっているというもので、
それをしなかったというのは、私の性格が災いしてのことです。極めて稀にその重い腰を上げたこともあって、1年ちょっと前にタグ企画に参加してフォロワー数を増やしたこともありました。 少し前に、「自分はあなたの宣伝をリポストしているのに、あなたはしてくれない。ミュートしているのではないか」と、フォローを外されたということがありました。
私がその人をミュートしているという事実はありませんでしたが、直近のイベント参加についての宣伝ポストに反応していなかったので、それでお怒りであることは明らかでした。折り畳み内容を読む
原因を考えるにあたり、これまでと何が違うのかを考えると、コミティア150にしろ、C105にしろ、1日当たりのサークル数が過去最大であるということがあげられます。
コミティア150では、150回記念であることからスペース申込数が6900余りにも達しました。
C105でも申込数が増え、コロナ禍では最大の2日間で29000スペース、1日当たり14500スペースはコミケ史上最多スペース数となっています。
そうなると、一見さんが全てのサークルを回るというのはとても困難であり、自分のスペースに来る確率も下がります。
実際、コミティア150ではそれを実感していて、私のスペース前の通路は終日ほとんどガラガラ状態でした。
一方、C105では、午後入場が開始するころには人の流れが途絶えることはなく、いつもより少し多いくらいだったかと思いますが、私のスペースを通る人で立ち止まって読んでくれた人は2人だけでした。
スペース前で1秒以上こちらを見る、スロー走行になる、一瞬立ち止まるというのは結構多かったのですが、おそらく多くの人はスペースナンバーを見ていたのだろうと思います。
スペース前に立ち止まっている人には声をかけると見てくれることもあるのですが、そういう場合、購入に繋がらないことがほとんどです。
声をかけずとも見てくれる場合のほうが圧倒的に買ってくれることが多いです。
しかし、今年は制服本の新刊をつくることができませんでした。
制服本は売れるけれども、私が本当に見てほしいのは漫画のほうで、その乖離については私を散々苦しめてくれました。制服本に頼りたくない、というのが本音ですが、
やはり力を借りるべきなのではないかと考えています。しかし、制服本を書くモチベーションとネタがなく、残念ながら2024年に制服本を出すことができませんでした。
昔はいたのです。高校在学中に初めて同人イベントに参加したのですが、その時は10人弱くらいが様子を見に来て、卒業後も何人かは買いに来たり手伝ったりしてくれていました。
また、私は数年間フリーターをしていましたが、バイト先の後輩が手伝ったりもしていました。サークル参加していた友人や後輩もいて、逆に私がそちらを手伝ったこともあります。
しかし、年齢が上がるにつれて徐々に参加する人も減り、今では私以外に同人イベントに参加している人はいません。コロナ禍以降は連絡すらもまともに取らずにいます(Xでつながっている人はいますが)。
これは私の努力不足であるところは大きいですが、いつもRT、いいねしてくれる人がいるのを見計らってポストしたりしても無反応だったりすることが最近ものすごく多く感じています。
そもそもほかの人のTLに私のポストが表示されていないのではないかという疑念があります。Xのランク制というところであれば、私のアカウントのランクは相当低いのは分かっています。
ただ、それは頒布数には直接繋がることはありませんでした。オンラインのタグ企画の参加者でオフの同人イベントに参加している人が殆どいなかったからです。
Xでの反応も、タグ企画参加直後こそ増えていましたが、そこから漸減し、今では上記の通り、反応0のことも増えました。ただ、それは当然の報いであると考えています。
確かに私は、宣伝以外でもイラストが投稿されても反応しないということが多々ありました。いつも反応してくれる人というのは覚えるもので、逆に反応してくれないと、人によっては「こいつはそういう奴なのだ」と
フォロー整理の対象になることもあるでしょう。
ですから、今後はなるべくたくさん反応して名前を覚えてもらうようにします。
同人イベントで頒布数を増やすために何をしなければならないかというと、兎にも角にもSNSをもっと強化しようということで、まずはフォロワー数を増やし、ポストの反応数を増やしたいです。
尤も、自分の作品をたくさんの人に見てもらいたいという点では、SNSで完結できる話でもあるので、同人イベントに参加する意義というものを失います。
ですが、やはり見ていただける方の生の声を聞くことの大事さも16年間の同人活動の中で分かっているので、今後もイベント参加は続けていきたいです。
今は、そのための準備期間とさせてください。
次の参加イベントは未定となりますが、できるだけ早く戻ってくるように努力したいと思うので、よろしくお願いします。
(冬コミで相談に乗っていただいたお二方、ありがとうございました。このような結論とはなりますが、お陰様で前向きに活動することを考えられました。)